統合失調症症状 陽性症状と陰性症状 陽性症状 陽性症状とは幻覚・妄想・興奮・昏迷などの急性期症状を指します。典型的な統合失調症では、この陽性症状によって発見されることが多く、薬がよく効きます。 主な陽性症状 幻視  正常な人には見えないものが見える 幻聴  正常な人には聞こえない声が聞こえる 妄想  明らかにありえない考えを正しいと信じ込む 焦燥感 イライラ 激しい興奮
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陽性症状

陽性症状とは幻覚・妄想・興奮・昏迷などの急性期症状を指します。典型的な統合失調症では、
この陽性症状によって発見されることが多く、薬がよく効きます。

主な陽性症状
  • 幻視  正常な人には見えないものが見える
  • 幻聴  正常な人には聞こえない声が聞こえる
  • 妄想  明らかにありえない考えを正しいと信じ込む
  • 焦燥感 イライラ
  • 激しい興奮 精神運動興奮
  • 奇異な行動 奇怪な格好や空笑
  • 無意味な行動を繰り返す
  • 攻撃的な行動など
  • 思考形式の障害 支離滅裂な言葉、不可解な返答など
  • 場にそぐわない感情

陰性症状

陰性症状は発症した時点から現れることもありますが、通常は発症後数年経つうちに目立ってくるものです。
陰性症状は陽性症状と反対に、正常な心理状態にまで及ばないものを指します。
「及ばない」というのは、普通の人よりも感情の揺れや言葉・行動の動きが鈍くなり、通常の状態にまで至らなくなることです。

代表的な陰性症状
  • 自閉  引きこもり、自分の殻に引きこもること
  • 無為  意欲が低下し、何に対しても関心がなくなること
  • 情動の平板化
  • 情動鈍麻 表情が乏しくなる、自発性がなくなる、感情の変化が少なくなる 声の抑揚がなくなる
  • 思考の貧困 会話が少なくなる、会話内容が貧しくなる、すぐに返答できなくなる。使う単語が少なくなる
  • 意欲・発動性欠如 身だしなみに気を遣わなくなる、だらしなくなる
  • 仕事や勉強が長続きできない
  • 快感消失・非社交性 趣味や娯楽などへの関心が薄れる、性的関心の低下 親近感を感じなくなる
  • 注意力の障害 ぼーっとしている、物事に集中できない
これらの症状は、従来の抗精神病薬では効果がないとされてきました。
しかし近年では非定型抗精神病薬という新タイプの薬が登場し、陰性症状にも有効との報告が多くなされています。

ただ、登場してから日が浅いため、どの程度効くのかははっきりしていません。今後の研究成果が待たれます。


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