うつ病の症状 治療 精神療法(心理療法)のなかで有効性が確認されているものに、認知療法と対人関係療法があります。

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唐木心療内科クリニック


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うつ病の治療
2)精神療法

精神療法(心理療法)のなかでうつ病の治療に対する有効性が確認されているものに、認知療法と対人関係療法があり、さらに従来から行われている伝統的なものとして分析的精神療法があります。

<認知療法>は、「認知」、つまり現実の受け取り方や考え方が私たちの情緒状態に影響を与えるという理解にもとづいて、悲観的すぎる認知をより現実的なものに修正し、問題解決を手助けすることによってうつ病を治療しようとするものです。

うつ病の場合には、自分自身に対して、周囲との関係に関して、そして将来に対して極端に悲観的になっており、その悲観的な考えがますます気分を沈 み込ませることを修正していきます。

<対人関係療法>は、対人関係のつまずきがうつ病の誘因や持続因子になることが多いので、対人関係の問題の解決を通してうつ病の治療を図ろうとするものです。

とくに、精神的に重要な位置を占めている親しい人との別れや意見の食い違い、役割の変化に伴う人間関係の変化、対人関係の持ち方のスキルの問題に焦点づけて精神療法が行われます。

<分析的精神療法>は、私たち誰でもが持っている無意識(潜在意識)を自分で意識できるように援助していく治療法です。意識化できる範囲が広くなるほど私達は自分の気分をより楽にコントロールできるようになり、より自由に物事を考えられるようになります。

うつ病の場合、どういう流れがあってうつに至ったのかを治療者と協力して探していきます。多くの場合、不当に自分を責めてしまう気持ちが自分では気がつかない流れの中で起こっています。そうした流れが意識できるようになっていくことがうつの気分からの改善を助けて行きます、又再発を防ぐ方向にも働きます。

(当院ではこの分析的精神療法を主に行っています)

3)環境調整

うつ病の発症に環境要因が影響していることはすでに述べた通りですが、治療に際してはそうした環境のマイナス要因を解決することも重要になります。

その場合には、地域や家庭、職場の人間関係やストレスなど総合的な視点から検討する必要があります。また、それとともに、心の健康に関する日常の啓発活動も重要な役割を果たします。


このように一言で「うつ病の治療」といっても、患者さんの置かれている状態・環境により様々な治療方法があります。



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