うつ病の治療は、薬物療法などの生物学的治療、精神療法、環境調整の3本柱で行います。1)生物学的治療 生物学的治療には薬物療法や電気けいれん療法があります。

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うつ病の治療
うつ病の治療は、薬物療法などの生物学的治療、精神療法、環境調整の3本柱で行います。
1)生物学的治療

生物学的治療には薬物療法や電気けいれん療法があります。

電気けいれん療法は最近では麻酔下で無けいれんで行う手法が使われることが多く、症例によってはきわめて効果的です。

薬物療法は、これまで使われてきた三環系抗うつ薬四環系抗うつ薬に加えて、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)が使用可能になり、治療薬の選択の幅が広がりました。
 薬物療法では次の各点に注意する必要があります。
  1. 服薬を始めてすぐに効果が現れるわけではなく、一般に1週間から3週間の期間が必要です。

  2. 薬物療法の効果を上げるためには十分な量をきちんと服薬することが重要です。

    慢性化している例ではきちんと服薬していない例が多いと報告されています。
    SSRIでは急激に中止するとインフルエンザ用の症状がでることがあります。

    *この薬剤に限らず、中止するときには医師と相談しながら徐々に減量していくことが必要です。

  3. 症状が改善した後も服薬を続けることが必要である。

    うつ病の再発率は高いのですが、効果が出たときと同じ量の薬を服薬し続けていると再発率が低くなります。
    ですから、初発の場合にはうつ病改善後半年から1年、同じ量の抗うつ薬を服用することが勧められます。

    また、3回以上再発している場合などには、高血圧などと同じように、一生にわたって服薬することが望ましいとされています。


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